岩さん&原さん 早春のスイスを行く
                        4月12日〜4月22日  

                 
岩さん&原さんのおじさん二人組の、
              早春のスイス 行き当たりバッタリ10日間の旅日記

                文:
 
岩さん=緑字 & 原さん=紫字        

   (原)携帯電話:
     出発前日、急遽、持参する事に決めた携帯電話の申し込みにDo-co-moショップに寄ったら、
     当店では3日前でないと用意できませんと断られた。
     ただしインターネットなら2時間前に申し込めばOKということであったので
     急いで帰宅し、PCで入力するが暗証番号など解らず、
     再びDo-co-moショップに相談に行くと、“私がやってあげます”と・・・
     だったら最初からやってくれれば・・と思ったが、早く申し込まなかった自分が悪い。
     で、携帯電話機は成田空港で受け取る事になり、これで家族との連絡は可能になり、ひと安心!


(岩)午後4時15分発の飛行機で、東京へ。
羽田に着いたら、成田空港へ。初めての成田空港。
翌日のためのに、空港の下見をして、成田日航ホテルに。
着いたのが夜の10時で、それからラーメンの食事。
 成田日航ホテルに泊まったが、
普通ならこんないいホテルに泊まることはない。
部屋も広々としていて、ちょっといい気分。
疲れて風呂も入らずに寝てしまった。長い一日


(原)
ベッドに横になる・・・が興奮で熟睡できなかった。

出発2時間まえ成田空港で航空券チェック、
荷物を出した後、
銀行窓口でトラベラーズチェックの購入申し込みをしたが、
スイスフランは2008年12月で発行中となっており、、
仕方が無く
スイスフラン通貨(100SFr91.62手数料540円)に交換した。

ユーロのトラベラーズチェックでも良かったかも・・

セキュリティチェック、税関、出国審査をスムーズに通過し、
出発25分前、搭乗ゲートから飛行機に
乗り込み、

10時25分予定通り日本を離れる。
   
(岩)乗って一時間もすると、機内食。
ビールやワインを飲みながら、美味しくいただき、寝る。


(原)最初の機内食は、肉料理か焼きうどん、
私は焼きうどんとお茶。
岩さんは肉料理にワイン。

焼きうどんはスパイスが効いて。。。
私には、口に合わなかった。 


(岩)目が覚めると、眼下にはシベリア平原。
寒い地方らしく、雪と氷。
昔、初めて外国に行ったのがソ連
(まだ、ロシアになる前で、古い体制の頃)で、
夏だったので、上空を飛んだときは、平原に湖や池が点在していたが、
今回は冬なので、寒々しい。



(原)上空から見たシベリアは凍りついた山や川である。
人や動物が住めるところではない。
もし世界の人々が協力して軍事費を緑地開発に使ったなら、
シベリアは森となって
人が住み動物たちが走り回り、鳥が鳴く・・・
と成らぬことを考えていると、軽
食の時間になった。
スイス1日目
4月12日
成田→チューリヒ泊
  空港駅から列車に乗り、
チューリヒ中央駅のひとつ手前
ホテルがある“Hardbnucke”駅に向かう。


もうすぐ着くなあ・・と降りる支度をしている、
その時、私の前に私服の男と女がきて、
何かを要求している。

一瞬戸惑ったが、
スイスパスとパスポートを見せたら、

立ち去った。
いわゆる抜き打ち検札ですね。

鉄道の制服を着ていての提示要求なら
おおよその判断できるの
だが・・・。
それでは抜き打ちにならないか。。。
まあ!英会話が出来ない自分が情けない。

 
(岩)スイスのチューリッヒ空港に着いたのは12時間後。

インターネットで安いホテルを予約しておいたが、
どういったらいいかわからない。
道行く人に訪ねながらようやくたどり着いてホッとした。
 
一段落して、チューリッヒの中央駅に下見に行く。
質問してもドイツ語で説明されたり、
英語が早くて分からなかったり、
語学力のなさを、また痛感した。

 

(岩)インターネットがどうにか使えてうれしい。
ホテルの24時間使い放題で1900円は高い。
無線ランができるバリューカード30分500円のを買って、
そのカードに書いてある、IDとパスワードを入れて使えた。
宮崎から持って来たUSB無線ランでOKだった。
   (岩)裏面の左下の部分を硬貨などでこすると、
IDとパスワードが出てくるので、その数字を使います。
 スイス2日目
4月13日
チューリヒ→マイリンゲン→ラウターブルンネン泊

(原)
8時、ホテル出発


(岩)翌日はバイキングの美味しい朝食を食べて、出発。

通りには昨夜ちらかした紙くずや瓶などが散乱していた。
オレンジ色の服を着ていた清掃担当の人達だろうか、清掃をしていた。日曜日だった昨夜だけの騒ぎだったのだろうか。

写真は泊まったホテル。
7000円だったが、
朝食が良かったので、評価は4(ほぼ満足)。





(岩)
チューリヒ中央駅(408m)で情報を収集。
インフォメーションの「i」が目印。

案内所には旅行者と思われる人たちがいて、
日本の銀行と同じようにか順番紙を受け取って待つ。

行きたい場所を紙に書いて差し出すと、
目的地までの列車の時間やホームの番号を印刷してくれる。
これが分かりやすくて便利だった。
(原)
シャーロックホームズ「最後の事件」の舞台となった
マイリンゲンへ向かう電車の中で
直前の情報収集。


チューリヒ中央駅のキヨスクで、
ミネラルウォーター購入。

←これがそのミネラルウォーター
日本の2倍価格。
(岩)
列車に乗って、

1時間もすると、

素晴らしい景色が見え始めた。
(原)
マイリンゲン駅舎。(595m)
インフォメーションを探してたら、地元の方が・・・。 

マイリンゲンからグリンデルワルトへの峠越えを尋ねると、
雪で無理だとの返事。

OKだと、
私は岩さんとは別れて列車で別行動でした。 
ひと安心!

(岩)
「名探偵シャーロック・ホームズ」の本は
小学校の図書館にたくさんあって、
よく読んだものである。

この町で、小学生の頃のことを思い出すとは。
ホームズのおかげ。
(原)
マイリンゲンを出発。
インターラーケン経由で
ラウターブルンネンへ向かう。


 ← ラウターブルンネン(797m)の短いメインストリート
氷河に削られたU字谷の底にある村
ラウターブルンネン。
         貸し別荘      

(原)雪解け水が流れる川を散策する、水は冷たい
(原)
 ラウターブルンネンの
メインストリートの中ほどにある
ユースホステルValley 

← 空き部屋を聞く岩さん。

(岩)
シングルが一つしかあいていない。
私のようにどこででも眠れない原さんは、シングル、
私はドミトリーに寝ることにする。

シングル40SFr。ドミトリー25SFr
(岩)外国のユースホステルでは、
男女一緒の部屋に泊めるのでしょうか?
夕食は簡単にすませました。
ビールを飲んだので、眠くなって部屋に帰って、
寝ていると
アベックが部屋に。

しゃべっているので、「うるさい」というと、部屋からでていいった。 

 しばらくすると、
また部屋に帰ってきて、小さな声でしゃべっている。
我慢していたが、
ついに
「いつまで、しゃべっちょっとが、
うるせが、早よねらんか!」
と大きい声でどなった。
優しく、美しい宮崎弁で。
 それで、そいつらも、やっと寝た。

スイス3日目
4月14日
ラウターブルンネン → ユングフラウヨッホ → ラウターブルンネン泊
(原)
朝7時39分
ラウターブルンネンを出発、

ユングフラウヨッホへ
 
(原)
紫外線が強いようだ。

そんなに寒さは感じない

  (岩)
ヨーロッパの鉄道で
標高が最も高い駅ユングフラウヨッホへ。

シーズンオフだが、それでも観光客が多い。
登山鉄道に乗って山の中のトンネルを抜けて頂上へ。

(原)
クライネ・シャイデック駅で
登山電車に乗換え
この駅で2061mの高さです
(原)
頂上からトンネルを抜けて降りてきた
クライネシャイデック駅 

スキー客でカフェは混雑


私たちもフランクフルト・ポテトで昼食
1300円くらい、
標高が高い分、値段も高い・・・
(岩)
アレッチ氷河を歩く

原さんは大喜びです。

世界自然遺産アレッチ氷河、

氷の厚さは900m、

一年間に180m流れているそうだ。

メンヒ(4099m)
(岩)
ユングフラウヨッホ駅(3454m)の頂上からの景色は絶景。

T先生が若いときに登ったメンヒ4099mが間近に見える。

標高がで高いので、ちょっと息苦しい、
軽い高山病だ。
でも、
もったいないのゆっくりと時間を過ごす。

階段を上がるときは、もっと息苦しくなる。
(岩)
素晴らしい天気に恵まれ、
大自然に抱かれうれしい。



(原)
ひと駅トレッキングを試みたが、
足が雪にとられ、
100m程歩いて引き返す。
(原)
氷河をくり抜いて造られたトンネルの中
(岩)満足してユースホステルに帰る。

外食は高いので、
毎日COOPで買って食べている。
ラウラーブルンネンについた日は
COOPが開いていなかったので、
キオスクで高いビール(390円)を買って飲んだが、
今日のビールは500mlで150円程度の値段。

最初は用心して、水はペットボトルで買っていたが、
水も高いので、水道水を飲むことにした

(岩)
今夜はシングルが空いていないので、
原さんもドミトリーに。
眠れるか心配していた原さんだったが、
昨日のカップルはいない。

他の客もいなくて、
二人で貸切。ついていた一日だった。


(原)
← 泊まった Valley Hostel
韓国の2家族が食堂で一緒に。
小さい子供で騒がしかった。
韓国はしつけが厳しいと思っていたが・・・
スイス4日目
4月15日
ラウターブルンネン → グリンデルワルト →インターラーケン泊
(原)

9時33分
ラウターブルンネンを出発

グリンデルワルト駅(1034m)に着いて、

駅コインロッカーに荷物を預け(300円弱


村内をトレッキングすることにした。

グリンデルワルト氷河も見たかったけど・・・。

(岩)

スイスの上高地といわれるグリンデルワルトは、

アイガーの町と言われるだけあって、

アイガー(3970m)が近くにそびえている。
グリンデルワルト村からみえる
ヴェッターホルン(3692m)は
天気予報に使ったので、

「お天気山」と名前が付いているらしい。

日本だけでなく、
外国でも
同じような観天望気があったことがうれしい。

当たったのかな(笑)
   (原)ずらっと並んだ
キャンピングカー
(宿泊施設か?)
長期滞在者が多いそうだ。

 
(原)
駅の近くに山岳用品メーカー「モンベル」の店があった。
日本人スタッフの可愛い方が応対してくれた。

ついお土産を買ってしまう。。。

しかし、午後の営業が3時から、

なんで・・・?

 インターラーケン・ヴェスト駅から
民宿浅野さんに電話して迎えに来てもらう事に。

車で、と思いきや自転車で颯爽と現れた。
民宿へ案内の途中、
「岩さんのお父さんですか?」と聞かれた時は
さすがに大ショックでありました。

自分がおじいちゃんに見られ、
岩さんが若くみられたのだ。。。
旅の疲れが顔に出ていた事としよう。。。。

(岩)
今夜はインターラーケンに住んでいる
日本人経営のB&B浅野に泊まる。

あっさりとした方で、気を使わないですむのがいい。

庭には赤いチューリップが咲いていた。

夕食は、娘さんがアルバイトに行っている
レストランに原さんと行った。
(娘さんはとても美人だった。)
チキンフライの中に、チーズとハムをはさんだ
チキンカツが美味しかった。
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