11日目

ツェルマット→グリンデルワルド

(天気)曇り、雨(歩数)18830歩

写真:文   ハイジロッテンマイヤー


ツェルマットでの最後の朝食




始めは「ションボリ写真」とか撮ってふざけていた。

最初はこんな経験はなかなかできない♪

と言ってのん気に冗談言ったりしていたが、

さすがに1時間半も閉じ込められると

待ち合わせ(別荘オーナーと)のことがありドキドキ。


        
長時間になると約束の時間が気がかりに



 
これから向かう駅は、大混雑の大混乱になっていた。

ツェルマット8:39発→
グリンデルワルド12:39着

の予定が車両事故に巻き込まれる。

予定通り8:39の電車に乗るが、
ティッシュ駅直前で車両事故のため
電車が動かない

8:55〜10:20まで電車の中に
閉じ込められた(約1時間半)

私たちの座っていた座席上に装置があり、
車掌や、エンジニアの青年が
血相を変えて修理している。

とにかく大変な事態に
関係者はパニクっているのがよくわかる。

ロッテンマイヤーさんも
数多くスイスに来ているが
車両事故に巻き込まれたのは初めてのこと。

車掌さんもかなりパニクっていて、質問しても
「タクシーで行ってください、
お金はこちらで持ちます」
と言っているだけ。

近くにいた日本人のご夫婦が
「その証明書をください」
と言っても
完全に動転している年配の車掌さんは
聞こえないふりでバタバタ動き回っていた。
結局、
停車した場所からティッシュ駅まで
10分ほど荷物を持って歩いて行く。

ティッシュ駅10:50発→visp11:47頃着

全て予定より2時間遅れになってしまった。


乗りつぎ時間10分間で
ロッテンマイヤーさんが走って
貸し別荘予約先の
グリンデルワルトのNK所に
電話しに行ってくれた。
(グリンデルワルト駅で
別荘の鍵を受け取る予定だったのだ。)

が間にあわず電話できなかった。

(初めての駅で、しかもごった返している駅で、
公衆電話を探すのが大変だった)

Visp11:57発→spiez12:24着

またまた、
乗り継ぎ時間10分間で電話したが、
NK所は12:00〜14:00まで
休憩時間とのことで
電話に出てもらえなかった。


キオスクでパンを買う。

Spiez12:34出発。
電車の中で昼食のパンを食べる。
本来なら、
インターラーケンで余裕の昼食だったのにね。


約1:00インターラーケン着。

インターラーケン1:05発
→グリンデルワルド1:39着。

本当は12:39着の予定だったので、
1時間の遅れたことになる。

14:00まで
NH所とは連絡取れないまま、
とりあえず直接行ってみる。

すると男性が一人いた(13:40頃)

しかし14:00までにはあと
20分あるということで、
しぶしぶ玄関口まで来てくれた。

が、ドアが開かれることはなく、
ガラス越しにロッテンマイヤーさん色々説明。
男性 無愛想!

男性が電話し、日本人オーナー到着。
これまた無愛想。

事情を説明するが

心配してくれるどころか、
時間に遅れた事をせめるばかり。

連絡しようにもできなかったのに、
わかってくれようともしない。

別荘はアイガーが迫ってくるほどの
素晴らしい所にあるのに、

やはり
景色は人次第で変わる

グリンデルワルドでは雨が降ったり止んだり。
ちょっと店を覗いて、あとはコープで食糧購入。

明日は雨が降りませんように。
ハイキングができますように。


11日目   いやな気分で終了

12日目

(天気)曇り、晴れ、少し小雨、曇り(歩数)26531歩

今日はスイスに着いて、初めて半そでにならなかった

別荘からでで〜〜んとアイガーが見える。
山に雲がかかっていて、今日は雨かなと思いきや、
雲がどんどん上に上がっている。

よし!今日もハイキング
憧れのフィルストとバッハアルプゼー

 



別荘出発8:30、
テレキャビン乗り場まで歩いて約30分。
テレキャビンにてフィルストへ。

フィルスト(9:40発)→バッハアルプゼーまで歩く(10:50着)

途中、マーモット、鹿に会う。

途中まだまだ雪が残っていて寒い!
冬である。

肩下まで残雪があったり、ガスが発生したり。
でも時々一部分だが、
青空が見えたり、光が射したり。


 

バッハアルプゼーは、

なんと!
が張っていた。

こんなバッハアルプゼーを見るのは珍しいから、

ある意味良かった?!

又いつか氷の張っていない頃に
来てみようっと!


この奇岩が見えたら、

テレキャビン駅はもうすぐ。



バッハアルプゼー11:00出発
→フィルスト12:00着

帰りフィルストのテレキャビン乗り場で
インドの方達4人と出会う。

なにやらティータイムらしい。
おくつろぎ状態。

なんとインドのお菓子
(バナナチップ
銀箔のビスタチオ入り菓子など、
超めずらしいというか、
初めてのお菓子)
を勧められる。


写真を撮り合い、すご〜く幸せ気分。

この方達のおかげでスイス運、再び上昇!


フィルスト(12:20)からテレキャビンで
ボルトまで行き、







あとはグリンデルワルドまでハイキング
(3:30着)。


すごくいい天気!






















なんと、頭上を行くテレキャビンを

何気なく見ると

先ほどのインド御一行様が

私たちに 手を振っている!


私たちも思いっきり手を振る。


小さな国際交流♪






山が!

花が!

牛が!

山小屋が!


全て感動である。


今日もどこを見ても絵葉書。

途中、牛が道をふさいでいて、私達は進めない。
ニュージーランドのご夫婦に
助けてもらいながらなんとか脱出!
ご主人が私と牛の写真を撮って下さった。

ロッテンマイヤーさんは
ご夫婦の写真を撮って差し上げる。







 







今までの疲れからか、

今日長く歩いたからか、

途中から右足が痛くなる。

 

コープに行き食料を買う。

別荘で遅めの昼食3:30〜4:00

クノールのパスタスープを食べる。

おいしっ

それから散歩に行こうかと思ったが、
足が痛くてやめる。

風呂に入り、ゆっくり夜はお好み焼き。

12日目 無事終了


13日目

(天気)朝 雨、くもり、小雨(歩数)20914歩

クライネシャイディック → ヴェンゲルンアルプ(ハイキング)
ラウターブルンネン
インターラーケンヴェスト → インターラーケンオスト(旧市街・河畔お散歩)

朝 窓から山を見ると麓まで霧がかかり、小雨である。

今日はハイキング無しのつもりで、ゆっくり出発しようと思っていたら

山の所々に霧の切れ目が!雨も止んだしハイキングへ!

グリンデルワルド9:50 → ツバイリッチネン10:10

ツバイリッチネン10:16 → ラウターブルネン10:26

ラウターブルネン10:35 → ヴェンゲン10:43


シーズンオフのクライネシャイディックは、ウソのように静か。

   (↑ここまでスイスパスOK

ヴェンゲン10:50
→クライネシャイデック11:?
ヴェンゲンからは運賃がかかる。
(↑スイスパス提示で半額)

 ヴェンゲンで乗り換えると思いきや、
そのままクライネシャイデックまで行くことに。 

電車の中で、
車掌さんが私たちの
スイスパスを預り持って行ってしまった。

クライネシャイデックの切符売場(?)まで行くと、預けていたスイスパスがあり

改めて料金を支払った。

スイスパスを預けたとは言え、
手元にないという不安から

スイスパスが戻ってくるまでは、
ちょっとヒヤヒヤした。


それから
クライネシャイデック
→ヴェンゲルンアルプまでハイキング!

近い所は霧が晴れていたが、

遠くは霧で見えない。

残雪もあり寒い!

霧がなければ、

とても素晴らしい景色が見れる
ハイキングコースとの事、

う〜、残念!

でもエンツィアンっぽい花(蕾)がたくさん!


鉄道沿いに歩く
超初心者もOKのハイキングコース。

クライネシャイディックから
約1時間ハイキングで

ヴェンゲルンアルプ駅。

ここから、駅の裏手から、ほぼ1本道を
2時間ほど歩くと、
ヴェンゲン。


ヴェンゲンアルプ12:16
→ヴェンゲン(スイスパス提示で半額)

ヴェンゲン→ラウターブルネンへ。


← 新装成ったラウターブルンネン駅



ラウターブルンネンの村

ヨーロッパ第2位の落差を誇る
← シュタウプバッハ

ここから、ハイキングして、

トリュンメルバッハの滝に行く事を
オススメする。
村の中を、小川のそばを、
歩いて40分ほどで行ける。

バスもあり。(ライターブルンネン駅から5,6分)

  
 

ラウターブルネンで昼食。

今回初めてのレストランで食事になる。

ホテルオーバーランドにて、
本場のレシティを食べる。
色とりどりの花々が飾られている
オープンカフェでの食事。

う〜〜ん、美味しいっ!

しかもボリューム満点!!


インターラーケンヴェスト駅を出て、左の踏み切りを渡り、
アーレ川を渡ると、旧市街。
小さな美味しいパン屋さんなんかもある。
旧市街を見たら、そのまま、川沿いの道を、
インターラーケンオストの方に行く。
気持ちの良い散歩道。

橋を渡ったりしながら川沿いに行くと、
オスト駅横の公園に出る。




食後はインターラーケンオストへ。
今日はアーレ川沿いを歩く。 
しかしまた小雨が。。。

川の色が
エメラルドグリーンに近い美しい色である。

上流では濁ったグレーなのに

どこからこのグリーンに変わるのか、

ロッテンマイヤーさんと一緒に考える?!

ほんとその境目を見てみたいものだ。
 


それから旧市街地を見て、
インターラーケンヴェストへ。
ミグロなどで買い物。

途中色々とお店を見て歩き、
インターラケンオスト→グリンデルワルドへ戻る。


貸し別荘。。。。
水道工事があったとかで、
水道水が
赤茶色
幾ら、出しっぱなしにしても、色はなくならず、
お風呂にも入れなかった。

ぁあ。

13日目  終了

14日目
(天気)くもり、小雨

グリンデルワルド→(電車)インターラーケンオスト
インターラーケンオスト→(バス)オーバーホーフェン城へ(10:20頃)
← トゥーン 


天候がいまいちで
山でのハイキングは望めないようだったので

13世紀の城
オーバーホーフェン城へ。

グリンデルワルトで、
ハイキングの中休み日や、
雨の日は、
是非ここへ。



インターラーケンオストから、
バスでも船でも行ける。スイスパスOK

オーバーホーフェンで降りる。





開城
月曜日:14:00〜17:00
火曜日〜日曜日:11:00〜17:00

11:00の開城まで
ちょっと時間が有ったので

隣接の港のあるカフェで

[初]ティータイム!!カップケーキとコーヒー!


お城の見晴らし塔。

中は六角形の可愛いお部屋。

お城の家財などとっても素敵!


この城の最上階に
中近東風造りの広間があった。
城主は、
ここでハーレムのスルタンになった気分を
味わっていたのだろうか・・。

庭もとても素敵。

ヴァイオリンの生演奏

城内に響き、とてもよかった。
(音楽は
J.S.バッハ)

     
石畳。


後ろに貯水槽を持った
当時の水道付き家具。

 
人形。

犬も人も、今にも動き出しそう。


お城のバス停のすぐそばにあるレストラン。

レーシティと、サラダ、オレンジジュース。

ウエイトレスに上手く言葉が
通じてなかったのが幸いして、
大きなレーシティが一人分きたので
半分ずつ食べた。

一人では食べきれない大きさ!


オーバーフォーフェンの船着場

ここから、インターラーケンにも、
トゥーンにも船で行ける。


私たちは、時間が無かったので、

バス利用。

そしてバスでトゥーンへ。

下車して旧市街地や、

トゥーン城(外)

トゥーンの街を散策。

アーケードの1階と2階に店があるのが
とてもめずらしく、
トゥーンの街の特徴でもあるらしい。

電車で

トゥーン → インターラーケン

→グリンデルワルド。



インターラーケンオストでちょっと見学。
オストの方の船着場。
ここからブリエンツなどへ行くことができる。

明日はグリンデルワルドを後にし、
チューリッヒへ移動するので5時起き。

ゆえ、今夜は今から寝ます〜10:05

14日目  無事終了
15日目
(天気)小雨、くもり

グリンデルワルド7:20 → インターラーケン乗り継ぎ、ベルン、チューリッヒへ。



チューリッヒ中央駅

今日からユーロサッカーのため、

街中スイスの国旗一色!



街行く人も

スイスの国旗の付いた服や、

マフラーや、帽子や、マントを、

身にまとっている!




街を見ても、
店を見ても、
人を見ても、
とにかくスイスの国旗だらけだ!



スイスの国旗を身にまとった人々が歌を歌ったり、本当に楽しそうにしている。





お祭り騒ぎである。





こんな時にスイスに来れて良かったぁ〜



友人宅に荷物をいて、
それから、2人でチューリッヒの街を散策に。

昼食は船着き場付近の川べりで食べる。

中央駅のスグ前にある博物館。
そこの船着場から観光船が出ている。
スイスパスOK.

船に乗って観光。

下船後、川沿いを歩いたが、寒い〜〜〜。
少しだけ店にも入った。寒い〜〜〜。

ここでもユーロサッカー一色で、
観戦するための特設会場がい〜〜っぱい。

ロッテンマイヤーさん曰く、
「いつもと全然違うけど、
こんな特別な時に来られて良かったね」って!


トイレも仮設トイレだったのかわからないが、
それはそれはビックリするような最新式(?)のワケのわからないトイレであっ
た。

湖の上に
サッカー開催中
みんなでテレビ観戦するだけのために造られた
←レストラン。

いつもは、ゆっくり散歩する人や、
芝生で新聞を読む人など
おくつろぎのゼクセロイテン広場が、

一大イベント会場になっていた!
 
  

6時から 
スイス在住日本人女性の友人と
Haus Hiltlにて食事。

このレストランは
肉を一切使用していないとのこと。

友人と私はBanana Madrasというカレー、
ロッテンマイヤーさんはラビオリ。

話も盛り上がり、気がつくと9時。

その後
家族全員で友人のお迎えにこられた。
なんとそれから友人ご家族と
一緒に2次会?!

ところで本日のユーロサッカーは  1−0でスイスの負けだった。

もし勝っていたら、街は大騒ぎだったらしいが、静まっていた。
時に酔った若者がいた。

しかしチューリッヒHBに着くと人がわんさか!

ここでは盛り合っていて、歌が聞こえたり賑やかだった。
私たちの泊まっている家のある駅前でも11:00過ぎているのに人が多かった。

12:00過ぎまで歌など聞こえていた。
スイスの夜にしては
 と〜〜っても珍しいことだそうだ。

明日の準備をして1時過ぎに寝る。


15日目 無事終了

16日目 スイス最終日

(天気)小雨、くもり

ハイジの大冒険 

いよいよ出発の日。午前9時ゴロ出発。

ロッテンマイヤーさんも一緒に空港まで行って下さった。

ところがジャジャジャ〜〜ン!

なんと、
1時発の成田行きが2時間半の遅れで3:30分発に!

それもゲートの番号は1時間前にならないとわからないとか。。。

ただでさえ国際線に初めて一人で乗るということで、

うまく帰りの飛行機に乗れるのか

ず〜〜っと心配していたのに、

2時間半も遅れて予想外の展開。。。

とりあえずロッテンマイヤーさんが1時までい一緒にいてくれる事になった。

 

とりあえず、
チェックイン1」(2もある)でチェックインを済ませ、
荷物2つを預ける。

(20kg以内だったら、2つでも無料。
私の場合キャリーケースとバッグで15kgくらい)

それからとりあえず、お土産など買い物。
帰りの便は食事が出るのが遅いだろうからと

11:30に昼ごはん。

しかし私はあまり食欲なし。

ところで「チェックイン1」の近くにインフォメーションがあり、
そこでスイスエアグッズが売ってあった。
またまた2人で大興奮。。。


私たちは、スイスマークに弱いのだ。。。

 

1時近くになり掲示板を見るが、
やはり2時間半遅れのままで3:30分発になっている。

それもゲートが決まってない!
なんとゲートは1時間前にならないと決まらないとのこと。

と言うことで、ロッテンマイヤーさんとはここでお別れ。

この先うまく帰って行けるのかという不安と、ロッテンマイヤーさんとの別れで
感極まったのか涙が出そうになる。
でもここは1人でも頑張らなきゃっ!

それから待てど暮らせどゲート番号が表示されない。

それも1時間を切っても表示されず
50分くらい前にやっと表示された。
E7。

それからやっと中の方へ進んで行った。
時間がほとんどないので免税店も歩きながら眺める程度。
電車も使って
Eゲートへ。


そして無事飛行機に乗れてホッとした。
あとは乗っていれば日本に着くのだ。

機内では、私の隣りはスーツ姿の若い男性。
なんとスイスに仕事できたらしい。

この男性にもスイスの良さをアピールし、
もしスイスに行くようなことがあったら

ぜひハイキングをして下さいねっと伝えた。









そして私が機内のコップ集めたり、
奇妙な行動をするのは
スイスが好きだからと
、前もって話をしておいた
(^_^;)




成田にも2時間半遅れのまま到着。

本来7:50到着予定だったのに
10:17到着した。

  

 

成田の乗り継ぎを心配していたら、

ぬぁ〜んと!

成田到着してすぐ
ハイジ様、係員までお知らせ下さい
と張り紙がしてあった。


すごい経験をしているようでちょっとワクワク!?

このままだと

羽田12:40発には乗れないので、

14時発に乗れるように手配したという。




とにかく一刻も早く羽田へ。
と思っていたら、
今度は、なんと、
税関で書類(機内で配布されたクリーム色の紙)を出さないといけないと、
初めて知った。

約10年前行った時は提出しなくてよかったんで、
今回も申請する人だけかと思ったら

全員必ず提出とのこと。
慌てて書き提出!一路羽田へ。

順調に
10:50発羽田行きのリムジンに乗れた。
(「羽田第2ターミナル」)

羽田に12:00ちょっと前に到着し、
即チェックイカウンターへ。

間に合えば、
本来の12:40発宮崎行きに乗りたいと伝え

OK
!!!

トイレにも行かず、
昼食もとらず、
ぎりぎりセーフで
予定通りの12:40発に乗れたのだ。

やった〜〜

そして宮崎に予定通り2:30着。

 

ということで17日間のスイス旅行

無事!終了


写真:文   ハイジロッテンマイヤー       ← 前へ表 紙